プロジェクトについて
ごあいさつ
引退馬支援活動。この活動を実際に耳にしたり、目にされた方もいらっしゃるかと思います。実際、世界の競馬先進国に続くように、近年は日本においても本格的な動きが見られるようになってきました。
サラブレッドは競馬で走るために生を受ける種であることに間違いありませんが、その平均寿命は一般的に25歳前後と言われており、競馬に供される時間よりも余生を過ごす時間の方がずっと長いことに気づかされます。その余生の過ごし方は様々であり、後世に血を繋げる役目を負うものがいれば、人のため、地域のために任を負うものもいます。
キャロットクラブは、そんな引退馬たちが穏やかで幸せな馬生を送れるように、また、活躍したキャロットクラブ卒業生たちが皆さまと触れ合う機会をもつことで、人馬ともに明るく、豊かな時間を過ごし、そして、かけがえのない存在となるように、微力ながら努めて参りたく思っています。
その実現に向けて、キャロットクラブでは引退馬の余生を支える各団体への寄付活動はもちろん、角居勝彦元調教師が役員を務める石川県珠洲市の珠洲ホースパーク(みんなのウマ株式会社)と連携し、クラブ卒業生たちが余生を過ごす場所を設けることで、サラブレッドをこよなく愛する皆さまに関心を寄せていただくだけに留まらず、より関わりやすい環境を整備するなど、引退馬支援活動が広がっていくベースを構築できればと考えています。
馬とともに成長し、馬とともに生きていく、そんな幸せな社会が現実のものとなるよう、本活動の趣旨をご理解のうえ、より多くの皆さまにご賛同いただければ幸いです。
株式会社キャロットクラブ
有限会社キャロットファーム